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脳卒中の原因

脳卒中をおこす、最大の原因は、高血圧と老化だといわれています。しかし、そのほかにもたくさんの脳卒中の原因がわかっています。それらは危険因子と呼ばれています。脳卒中でも、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血で危険因子は多少違います。脳出血は、高血圧と老化に加えて、血が固まりにくい出血性素因などが危険因子になります。くも膜下出血は、動脈瘤の存在と、高血圧が最も強い危険因子です。いちばん数の多い脳梗塞の原因はさまざまです。高血圧、老化のほかに糖尿病、心臓病、高脂血症、肥満、喫煙、多量飲酒、ストレス、脱水、炎症、血が固まりやすい血液凝固系異常や遺伝などが原因になります。

脳卒中の分類

脳卒中で代表的なものは、脳梗塞(のうこうそく)、脳出血(のうしゅっけつ)、くも膜下出血(まくかしゅっけつ)の3つです。脳梗塞は、脳の血管が動脈硬化や、ほかの部位から流れてきたものによってふさがってしまい、血流が途絶えてその先の脳組織に血液や血液によって運ばれてくる酸素、ブドウ糖などの栄養物が来なくなり、その脳組織が死んでしまうものです。

くも膜下出血は、脳の内部の細い血管に高血圧や加齢によって小さなこぶがたくさんでき、これが急に血圧が上昇した時などに破裂して脳のなかに血腫ができるのが脳出血、脳の表面の太い血管に動脈瘤ができてそれが破裂し、脳を包む3枚の膜のうち、くも膜と軟膜の間に出血がおこるのものです。

脳卒中は、代表的な国民病といわれています。脳卒中の死亡数は、減少傾向を示していますが、それは主に脳出血による死亡が減っているからで、脳梗塞やくも膜下出血による死亡はあまり減っていません。むしろ死亡率が下がっているわりには発症率が下がっていないので、実際に病院にかかっている患者さんの数は増えているといわれています。

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