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脳卒中の前兆

脳卒中の前兆には、手足がしびれる、言葉がしゃべりにくくなる、一瞬片目が見えなくなるなどということが数分から一時間続く状態があります。これを一過性脳虚血発作(TIA)といいます。これは脳梗塞の警告症状です。くも膜下出血の警告症状としては動脈瘤が破れる時のひどい頭痛があります。一般的に脳梗塞は、寝ている最中におこることが多く、脳出血やくも膜下出血は日中の活動時におきることが多いといわれています。また、何となく頭が重い、ふらふらする、耳鳴りがするなどという不定愁訴に近いものは、やはり脳血流の循環が悪くなっていることの一つの警告と考えられます。ほかに、立ち上がった時に目の前が暗くなって座り込む、いわゆる立ちくらみも高齢者では脳卒中の警告症状と考えられます。

こんな人は脳卒中に注意

脳卒中に注意しなくてはいけない人は、やはり高血圧の人です。高血圧が長く続いていると血管は固くなります。そして、だんだん動脈硬化がおこってくるようになります。高血圧が直接に脳梗塞や脳出血をおこすのではありません。高血圧による動脈の変化、老化が脳血管障害を引きおこします。そして糖尿病や高脂血症の人も注意が必要です。

脳卒中の予防

脳卒中の予防は、脳の血管をできるだけ若々しく保つことが大切です。血管の内面が正常であれば、いくら血液が固まりやすい状態であっても、血管は詰まりません。高血圧なら塩分を控える、コレステロールが高ければ動物性脂肪の食事を減らす、糖尿病ならカロリーを控えて運動をするなど、危険因子を減らすことが大切です。また、頭を使い、手足を動かすことです。頭を使えば脳の血流が増えます。手を動かせば手を動かす脳の領域の血流が増えます。また、血液が濃くなると血が流れにくくなるので、適当に水分を補給して血液の濃縮を避けることです。サウナや運動で汗をかいたら、すぐ水分を補給することが大切です。

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