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脳卒中発症後の日常生活動作訓練

脳卒中の発症後には、さまざまな障害がおこる場合があります。それまで簡単にできていた日常生活動作が、自分で思うようにできなくなってしまいます。日常生活動作が自分でできるかどうかは、退院後のQOL(生活の質)を大きく左右します。ですから日常生活動作の回復は、回復期のリハビリテーションの大きな目的のひとつです。日常生活動作全般の訓練をADL訓練といい、朝起きてから夜寝るまでに行う食事、着替え、トイレ、入浴などの動作が、できるだけ自分でできるように訓練します。

脳卒中発症後の嚥下障害リハビリテーション

嚥下(えんげ)障害とは、口やのどの筋肉がまひするために、食べ物がうまく飲み込めず、時には気管に入ってしまう障害です。気管に物が入ると、肺炎など重篤な合併症を起こす危険があります。そのため、嚥下機能を回復させるリハビリテーションはとても大切です。嚥下障害が重度の場合は、困難ですが、障害の程度が中等度や軽度の場合は、口やのどなどの筋力を強化する発声訓練や、実際に物を飲み込んだりする摂食訓練などがおこなわれます。

脳卒中発症後の言語障害リハビリテーション

脳卒中発症後の言語障害リハビリテーションは、失語症や構音障害などの言語障害がある場合、言語機能を回復させるためにおこなわれます。言語聴覚士と呼ばれる専門の医療スタッフの指導により、発声や会話の訓練を繰り返し行います。また、言語訓練以外でも、できるだけたくさん会話をすることが大切で、言語機能の回復への近道になります。家族など周りの人は、短い文で、ゆっくり話す、文字や絵をかいたり、身ぶりを交えて話すなどに気をつけ、会話をする機会を積極的に持つことが大切です。

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